・50代 女性
・1年前に腰椎椎間板ヘルニア(右L4/L5)になり、痛みとシビレが約1年続く。
・少し落ち着いたが、3ヶ月後に再発
・右足に痛みとシビレが酷く、歩行困難
・腰も痛い
・座っても、立ってもつらい
再発してから2週間後に来院。
カルテ記入で座ってられない程の激痛。
右足、特に膝下外側(腓骨筋)の痛みとシビレが顕著。
動作痛をすると前屈、後屈が全く出来ない。
右回旋、右側屈、ケンプテスト陽性でヘルニア兆候あり。
筋力テストをすると大腿筋膜張筋、腓骨筋の弱化が顕著。
右ラセーグ(SLR)偽陽性、仙腸関節、肋椎関節に可動制限あり。
腰痛は完全に殿筋の強張り。
施術は背骨、仙腸関節、肋椎関節、脛腓関節、距腿関節、距骨下関節、距舟状関節の調整。
大・中・小殿筋、大腿筋膜張筋、腓骨筋、多裂筋のMCR(筋細胞リリース)。
2回終了時点で、歩行しやすくなる。
3回目で激しい痛み、シビレは寛解。
4回目で歩行、座位、立位での痛み、シビレは消失。
長時間歩行すると、少し右足膝下が痛む程度になった。
腰痛も右の仙骨が少し強張る程度。
本人曰く「8割改善」。
たった4回で驚異的に回復した。
仕事の負荷もあるので、経過観察が必要。
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