パニック障害 不安、恐怖感が止まらない

・40代 女性

・3カ月前からパニック発作

・不安感、恐怖感で動悸、呼吸困難

・入眠困難、熟睡困難

・家庭環境に問題があり10代から精神不安定

 

メンタル面に問題があるのでセロトニン活性療法を行う。

2〜3回の施術で呼吸がしやすくなり、不安感少し軽減。

だが、その後パニック発作を起こす。

不安と恐怖で動悸、息苦しい、不眠、頭痛。

心療内科で出された安定剤、漢方も全く効かない。

4回目終了時に低血糖症を疑う。

 

食生活をヒアリングすると、やはり炭水化物・糖質中心の食事。

食欲が低下しているので、1日1 〜2食。

血糖値バランスが悪い。

 

食事をすると当然血糖値が上がる。

血糖値は緩やかに上がるのが理想だが、食間が長かったり

急に炭水化物や糖質を食べると急激に血糖値が上がる。

急激に上がった血糖値を下げるのに膵臓からインスリンが分泌される。

今度は急激に血糖値が下がる。

 

この血糖値の乱高下が血糖値スパイク。

非常に自律神経失調症を起こしやすい。

 

血糖値が下がり過ぎた状態が低血糖症。

めまい、ふらつき、頭痛、動悸、精神不安が出やすくなる。

 

低血糖症のままでは生命に危険があるので

脳は血糖値を上げるホルモンを分泌させる。

それがノルアドレナリン、アドレナリン、コルチゾール。

 

さらに精神不安、自律神経失調症、疲労感、倦怠感、意欲低下が起きる。

 

食生活の改善を指示。

食欲が出ないなら、少食で良いので2時間毎に間食を摂らせる。

血糖値が上がらないナッツ、ゆで卵、チーズ、プロテイン、ささみ。

炭水化物や糖質は控えめにしてもらう。

 

朝、太陽を浴びての歩行も15〜30分。

その後少しずつ不安感も減少。

パニック発作、動悸、頭痛、息苦しさも減っていった。

合計9回の施術で症状が落ち着いてきたので施術を終了した。

 

 

パニック障害について詳しくはこちら

この記事に関する関連記事

大和駅前カイロプラクティック