・50代女性
・2か月前から右の坐骨神経痛
・整形外科で腰椎ヘルニア、脊柱管狭窄症の診断
・介護職で慢性腰痛はあったが、生活に困る位の痛みで痛み止めを服用
・起床時が一番辛い
動作検査をすると前屈、右回旋で激痛。
整形外科的検査ではSLRが60度まで行く。
MMT検査でL4,L5,S1の筋力低下は無かった。
この坐骨神経痛はヘルニア由来でなく、梨状筋症候群だと推察。
施術は背骨、仙腸関節、恥骨の調整と
梨状筋、中殿筋、腸腰筋、ハムストリング、大腿筋膜張筋の筋スパズムの解除を
MCR(筋細胞リリース)とカウンターストレインで調整。
4回目で痛みがだいぶ和らぐが、痺れは抜けない。
6回目で薬を飲まなくなった。
8〜9回目まで症状の浮き沈みがあり、たまに痛みが出る事もあったが
10回目で痺れが消失、以降は出なくなった。
15回目で完全に右の坐骨神経痛が消失したが
起床時の痛みだけ残る。
寝具の問題を考え、寝返りが打ちやすいコイルマットレスを薦める。
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