・10代 男性
・部活でバスケットボールでかなり厳しい練習を行う
・1年前から腰痛があり、歩行困難になるほどの激痛を発症
・整形外科で左の腰椎椎間板ヘルニア(L5/S1)の診断
・常に痛みあり
・左足に痺れ
・整形外科では当面(半年〜1年)は運動は難しいと言われる。
検査をすると前屈、後屈が全く出来ない。
左回旋+伸展のケンプテスト陽性反応。
SLRは10度以下で、挙げると激痛。
MMT(徒手筋力検査)は左のL4、L5、S1の筋力低下が著しく
完全にヘルニアの症状。
左の股関節屈曲・内転で痛みと可動域制限
仙腸関節、股関節の機能障害。
触診すると、臀部筋、ハムストリング、内転筋、腸腰筋にスパズム(硬結)あり
足首を見ると右足だけハイアーチ。
施術はまず脊椎の調整。
次いで骨盤、股関節の矯正、骨盤周辺、大腿部のスパズムの解除を行う。
MCR(筋細胞リリース)とカウンターストレインで調整。
とにかく臀部筋や大腿部の筋肉硬い。
練習で毎日スクワットを500回……。
筋肉疲労が半端ない。
2回目でMMTが正常になって、力が入る様になった。
SLRはあまり変化なく、激痛もあり。
4〜5回目で左のハムストリングや臀筋が緩んできた。
痺れも無くなった。SLR45度。
8回目で左のハムストリング、臀筋がほぼ硬結が無くなる。
SLRも90度まで挙げても痛み無し。
左をカバーしていた右の臀筋の痛みが出て来た。
9回目で歩行が問題なく出来る様になり
10回目で前屈で痛み無し(後屈の痛みは残る)
新たに広背筋のスパズムを発見し、結果的にそこがラスボスで
11回目で殆ど改善。
施術を始めて3ヶ月、11回の施術で部活に復帰出来た。
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